活動予定-アジア・アフリカで流行している人畜共通寄生虫病研究拠点形成

活動予定

共同研究について

インドネシア	バリ島とパプアでの調査を重点的に推進し、近い将来バリ島での流行阻止に向けた対策指針策定に取り組みたい。
タイ	Tak県を中心に、少数民族・カレン族の生活地域で3種類の人体寄生テニア条虫感染者の確認、有鉤条虫感染者の治療、家族・近隣家族における嚢虫症患者の有無、ならびにこれらの家族が飼育している豚への感染の有無についての疫学調査、ならびにこれらの確認検査システムの確立。
中国	四川省におけるテニア症流行地における人への感染源動物の解明、嚢虫症患者発生機序の解析。
モンゴル	人体単包虫症を引き起こす病原体の遺伝子解析、ヒトならびに家畜における流行把握システムの導入。
カメルーン	大学院生の帰国に伴うテニア症、嚢虫症・その他の寄生虫症に関する免疫、遺伝子解析研究の新たな展開と協力体制構築。

セミナーについて

2011年12月1‐2日にバンコックで開催される2011年熱帯医学・マラリア合同国際会議においてアジア・アフリカ学術基盤形成事業費による「アジアにおける食品、飲料水媒介人獣共通条虫症対策に向けた技術革新とネットワーク構築（仮のテーマ）」を主要シンポジウムとして提案する予定。

研究者交流（共同研究・セミナー以外の交流）について

上記国際シンポジウムに関係者を招へいし、シンポジウムの前後ならびにシンポジウムの時に今後のネットワーク強化、それに向けての新しい戦略等について討論の場を持つ。

拠点機関：旭川医科大学実施組織代表者：学長・吉田晃敏コーディネーター：医学部寄生虫学講座教授・伊藤亮〒078-8510　旭川市緑が丘東2条1丁目1番1号 TEL 0166-65-2111	HOME｜Field Organization｜Goal Exchange Joint research｜Seminars｜Plan Performance｜National Memorandum 日本学術振興会 / Japan Society for the Promotion of Science
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