日本学術振興会・アジア・アフリカ学術基盤形成事業費による研究拠点形成活動を国際的に知らしめるべく、毎年国際会議の主要シンポジウムとして「アジアにおける人獣共通条虫症」に関するシンポジウムを主催してきている。今年度は「食品、飲料水媒介人獣共通条虫症流行対策に向けた事実確認技術革新」をテーマとする。本事業によって得られている研究成果について若手研究者をシンポジストとして招へいし、講演させる。
|
JSPS / AASP事業費による本事業は国際会議の場において、国際シンポジウムを第1期( 2006−2008 )、第2期( 2009−2011 )で、計6回毎年実施してきたことになる。今回が最後の年になり、これまでの活動を網羅する形のシンポジウムを計画したい。毎年、多くの参加者から、非常に周到に準備された内容が、充実したシンポジウムであると評価されており、アジア・アフリカにおける難治性寄生虫疾患対策に向けた国際共同研究ネットワークの構築を世界に知らしめるよい機会であろう。各国の若手研究者をシンポジストとして口演させ、国際会議の場で自分たちの研究成果が世界に通用することを実感させる。
|
2011年熱帯医学・マラリア国際合同会議のプログラム組織委員長はマヒドン大学のDr. J. Waikagul副学部長である。本申請代表者は組織委員になる予定である。
|